膵臓がんを治す治療法
膵臓癌=悪性腫瘍の最新治療情報
膵臓癌(がん)=悪性腫瘍の治療情報
膵臓がんとは
すい臓がんは、治療が難しいとされるがんの一つです。
原因は不明ですが、脂っこい食事を好み、喫煙・飲酒の習慣がある50~70歳代の人に多く発病する傾向があるといわれています。
すい臓は胃や十二指腸、脾臓、胆のう、肝臓といった多くの臓器や門脈と呼ばれる大きな血管に隣接しているため、がんの転移が非常に早く起こるという特徴があります。
すい臓がんは、初期には自覚症状がほとんどなく、たとえ何らかの症状があったとしても、胃などの不調とカン違いされやすく、発見が遅れる傾向にあります。なので、すい臓がんは早期発見がきわめて困難ながんとしても知られています。発見された時には、多臓器への転移・浸潤があり9割近くが手術することができません。
人間ドックに入って検査を受けても、すい臓がんは見落とされてしまうことがよくあるといいます。
毎年2万人以上が、医療技術が進んだ現在でもこのすい臓がんで命を失っていて、しかも増加傾向にあります。
膵臓がん治療の主力として知られている外科手術は、膵臓がんに冒された患部を切除するという治療法で、
患者の肉体的・精神的負担が大きいという欠点もあります。
放射線療法は、外科手術と違い、皮膚を切開する必要はなく、また臓器を温存できるという長所を持っています。
放射線治療の短所としては、放射線はがん細胞以外の正常細胞にも大きなダメージを与えるという欠点があり、
がんの種類によっては放射線治療が有効でないものもあります。
化学療法は、抗がん剤など医薬品を用いる治療法です。がんの種類によっては、抗がん剤だけで治癒してしまうものもあります。
がん化学療法は、手術前に腫瘍を小さくしておいたり、手術後のがんの再発・転移を防ぐという目的でも用いられます。
抗がん剤には副作用が強いという欠点があり、頭髪の脱毛、便秘または下痢、食欲不振、吐き気、
さらには肝機能障害や心障害といった症状が起こってきます。